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TyG指数 計算ツールTriglyceride-Glucose Index / トリグリセリド・グルコース指数

空腹時の中性脂肪(TG)と血糖値を入れると、TyG指数を自動で計算します。インスリン抵抗性のかんたんな目安として使われている数字です。数字が大きいほど、インスリンが効きにくい状態を示します。

mg/dL
mg/dL

TyG指数とは?

TyG指数(トリグリセリド・グルコース指数)は、空腹時の中性脂肪血糖値という、健康診断でおなじみの2つの数字だけからインスリン抵抗性を推定する指標です。インスリン抵抗性とは、インスリンが分泌されていても細胞にうまく効かず、血糖を下げるのに余計なインスリンが必要になっている状態のことです。

本来インスリン抵抗性は特別な検査で調べますが、TyG指数はふだんの採血の値だけでおおよその見当がつけられるため、広く使われています。数字が大きいほど、インスリンが効きにくい傾向を意味します。

計算のしかた

TyG指数 = Ln( 中性脂肪(mg/dL) × 空腹時血糖(mg/dL) ÷ 2 ) Ln=自然対数。中性脂肪と血糖をかけて2で割り、その自然対数をとります。
例:100 × 90 ÷ 2 = 4500 → Ln(4500) = 8.41

単位はどちらも日本の健康診断で使われる mg/dL です。空腹時(採血前10時間以上あけた状態)の値を使うのが前提です。

数字の意味

TyG指数目安
< 8.0インスリン感受性が良好な範囲効きやすい・低リスク帯
8.0〜8.5境界域生活習慣を見直したい入り口
8.5〜8.8インスリン抵抗性の疑い効きにくくなり始めている
≧ 8.8抵抗性・心代謝リスクが高い群大規模研究の最上位三分位に相当
※ TyG指数の区切りは年齢・性別・人種などで変わり、確定した基準値はありません。ここでは複数の大規模研究で用いられる代表値(三分位の境目 約8.3/約8.8、メタボリックシンドローム判別 約8.8〜9.0)をもとに4段階のおおまかな目安として示しています。
これは診断ではなく学びのための目安です。数値が気になる場合や治療の判断は、必ず検査値の全体像とあわせて主治医にご相談ください。

出典

Simental-Mendía LE, Rodríguez-Morán M, Guerrero-Romero F. The product of fasting glucose and triglycerides as surrogate for identifying insulin resistance in apparently healthy subjects. Metab Syndr Relat Disord. 2008;6(4):299-304. doi:10.1089/met.2008.0034
原著(TyG指数の提案)

Guerrero-Romero F, Simental-Mendía LE, González-Ortiz M, et al. The product of triglycerides and glucose, a simple measure of insulin sensitivity. Comparison with the euglycemic-hyperinsulinemic clamp. J Clin Endocrinol Metab. 2010;95(7):3347-3351. doi:10.1210/jc.2010-0288
PubMed (PMID: 20484475)(クランプ法との比較で妥当性を検証)

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